そろそろ年末も見えてきて、干支が気になる時期になってきましたね。
年賀状を準備するので干支が知りたいというのはもちろん、年始の挨拶で干支について触れるという方もいるのではないでしょうか。
今年2020年は子(ねずみ)年でしたが、来年2021年の干支はなんでしょうか?
2021年の干支は丑(うし)です。
この記事では、2021年の干支「丑(うし)」の意味や縁起について説明していきます。
2021年の干支、丑年について

2021年の干支は丑年なんですが、正確に言うと”丑”は十二支といって、干支とはちょっと違います。
干支は”辛丑”(かのとうし)になります。
もともと干支というのは十干(じっかん)と十二支を合わせたもので、十干(甲、乙、丙、丁…)と十二支(子、丑、寅、卯…)を順番に1つずつ合わせたものが干支になるのです。
最初の1文字をそれぞれ組み合わせると、甲(きのえ)+子(ね)で甲子(きのえね)になります。
音読みにすると「こうし」となります。
高校野球で有名な「甲子園球場」の名前は、干支が甲子の年にできたのでこの名前がついたと言われていますよ^^
2021年の干支の丑にはどんな意味がある?
本来十二支は古代中国で方角や時刻、月を表すものとして用いられてきました。
この十二支に十干を合わせて暦年を表すことにも使われました。
「丑」という漢字は「紐」という漢字に通じ、厳しい寒冷の土の中で草木の根が紐のように結び合い、春を待ちつつ耐え忍んでいる様子をあらわすとされています。
もともと十二支の子、丑、寅、卯…亥には動物の意味はなく、無学の庶民が十二支を覚えやすくするために身近な動物が当てられたということです。
丑は十二支の中で2番目で、丑年の西暦年を12で割ると5余る年になります
実際に2021年を計算してみました↓
2020÷12=168余り5、となります。
丑年だと必ず余りが5になるんですね。
丑の縁起について

丑(うし)の肉は大切な食料に、力は労働にと社会に密接に関わる干支です。
さらに、丑の干支の特徴として、
“粘り強さと誠実”があります。
ところで、十二支の守り本尊って知ってますか?
人にはそれぞれ一生一代の守り本尊があって、十二支に基づき八体のご本尊が配されて、それが信仰の対象とされていました。
丑年生まれの守り本尊は“虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)”です。
初詣は2021年の干支「丑」にゆかりのあるお寺や神社に行くのも良いかもしれませんね^^
新年に飾ると良い縁起物
新年にその年の干支を飾ると縁起が良く、ご利益があると云われています。
是非、その年の干支の置物を飾って素敵な新年を迎えてくださいね。
おわりに
2021年は丑年ということで「丑」についていろいろと書いてきました。
少しでも参考になれば幸いです。
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