
私が保育士試験に挑戦したのは、令和3年度後期保育士試験が初めてです。
せっかくだから一度の試験で合格したくて、その思いで勉強を進めました。
結果、筆記・実技ともに合格することができました。
筆記試験は10月、実技試験は12月にありましたが、5月から勉強を始めてどのように勉強し合格したのか。
これから保育士試験を受ける人、挑戦中の人たちに向けて体験談を残そうと思います。
私がなぜ一発合格できたのかを考える
私は普段在宅で仕事をしていて、小学校の放課後に1時間程度仕事へ行っています。
小学生と未就学児の2人の子どもがいるシングルマザーなので、家事や育児もしています。
勉強時間は主に夜でしたが、直前1カ月くらいは勉強時間を増やしてました。
在宅の仕事とはいえ仕事の時間も大事なので、その中でのやりくりは大変でしたが、勉強する環境としては恵まれているほうだったなと感じています。(通勤時間もないですし、合間を見てテキストを読んだりしていました。)
私の二男は1歳の時から保育所に通っていて、今は6年目。なので保育所の雰囲気が掴めていたのと、2人の子育て経験で身に付けた知識も土台にありました。(例えば発達の過程とか、離乳食の進め方とかワクチン接種のことなど)
自分に合った勉強法で無理せず進めることができたのも要因かなと思っています。
それでも途中で勉強するのが苦しくて、諦めたくなることもありました。
苦しいと思うときがあっても耐えて勉強を続けることができたのは、私の周りの人たちの応援のお陰だと思ってます。
周りの人に保育士試験を受けると宣言していたことで、簡単に諦めることなく最後までやり切ることができました。
私の保育士試験の勉強方法
正直に言うと、私と同じように勉強したからといって一発で合格できるとは限らないです。
勉強方法にはその人によって合う・合わないがあるからです。
ですが、このくらい勉強すれば合格する可能性があるんだなという目安にはなると思うので、できる限り書いていこうと思います。
筆記試験の勉強
筆記試験の勉強は、通信講座のテキストも利用しましたが、途中で市販のテキストも購入しました。
通信講座はキャリカレ。
購入した市販のテキストは、ライセンス学院の保育士試験合格テキスト&問題集の上下巻です。(購入するときは最新の年度になっているかしっかり確認してくださいね。)

私の場合、書いて覚えるよりも目で見て読んだり声に出して読んで覚えるほうが得意なので、テキストは全部で3回くらい読みました。(キャリカレ1回、市販テキスト2回)
過去問や一問一答の問題集も買ったんですが、結局ほとんど使うことなく、キャリカレの受講生ページにある一問一答と過去問を全て解きました。
こちらは何度も繰り返し解く時間が無く、全て1回ずつ解きました。(ちなみに一問一答は全科目合わせて1,527問。過去問は1科目あたり40~52問の間です。)
ウェブ上のものはクリックで次々と解答し解説を読むことができ、最後には科目ごとに全体の正答率も出るので自分がどのくらいできているのかわかりやすく、私には合っていたなと感じます。
家事をしているときはYouTubeの保育士試験の動画を聞き流ししていました。
主にほいくんの保育士チャンネルを視聴していました。
最後の残り1カ月くらいで問題をひたすら解いていました。
私は試験用にノートを作ることは全く無く、テキストに少し書き込む程度でした。
書いて覚える派、見て聞いて覚える派、その人によって向いている勉強法があると思うので、ネット上にある勉強法を鵜呑みにせず、自分に合った勉強法をするのが一番だと思います。
利用した教材のまとめ
・キャリカレのテキスト・受講生ページの一問一答と過去問
・市販のテキスト
・YouTubeの動画聞き流し
ちなみに通信講座の添削問題は全く提出せず、質問もしませんでした(通信講座の意味…)。
実技試験の勉強
実技は言語(ももたろう)と造形を選びました。
実技試験の対策を始めたのは、試験の約2週間前です。
なぜこんなにギリギリになってしまったかというと、筆記試験の自己採点で1科目1問分点数が足りなくて合格ラインに達していなかったので、筆記試験不合格で実技試験には進めないと思い込んでいたからです。(結果が覆るとは思ってなかった…)
なので筆記試験の合格通知が届いたときにはとても驚いたとともに、実技試験の対策を全くしていなかったので焦りの気持ちでいっぱいになりました。
それなのに実技試験に合格することができたのは、以前からTwitterで知っていた桜子先生(@sakurakosensei)の実技試験桜組に入れてもらい、そこで試験対策を進めることができたからだと思っています。
言語は桜子先生の台本を購入し、造形は桜子先生の動画と実技試験桜組の掲示板を利用しました。
あとはユーキャンの保育士実技試験合格ナビというテキストを使って、造形の人物の描き方を練習しました(表情や動きなど)。
この本は左側に薄い線で書いてあるものをなぞって、右側の空白部分は見て書くという感じで書き込み形式になっていたので使いやすかったです。

保育士試験の勉強で心がけること
資格取得を応援してくれる人、仲間をつくる
社会人になり、周りに勉強仲間がいない状態で試験勉強を続けるというのはとても大変なことです。
周りの人に保育士資格を取る宣言をして(陰ながら)応援してもらったり、TwitterなどのSNSで試験仲間とつながっておくと勉強を続けるモチベーションにつながります。
勉強時間の目安を立てておく
保育士試験に合格するには100~150時間の勉強が必要といわれていますが、私もそのくらいは勉強してました。
一発合格を目指すなら、テキストを読んだり問題を解いたりするのに毎日1時間くらいは勉強時間を取れると良いなと思います。(4~5カ月前から勉強する場合)
仕事などで忙しくなかなか勉強する時間が取れなくても、なるべく毎日保育士試験の勉強に触れておくことをおすすめします。
1時間と言わずとも5分とか、少しでもいいので毎日触れておくと全然違います。
でも、1日や2日くらい全く勉強できなかったっていう日があっても大丈夫ですけどね^^;
試験までの残りの日数から計算して、勉強時間の目安を立ててみてくださいね。
おわりに
保育士試験の一発合格に挑戦したい方へ、少しでも参考になれば幸いです。
この記事はあくまでも私の体験談なので詳しい勉強方法は書いていませんが、後日その辺りも書けたらなと思います。
いつになるかはわかりませんが…。(すみません)
また思い出したら加筆をしていこうと思うので、よろしくお願いします^^
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